6年生の男の子 Yくん
「くじにはずれたから」というきっかけでどんぐりに入所した、少数派「西寺尾第二小」6年生のYくん。
そんなYくんの保護者の方にお話を伺いました!
基本情報 &「どんぐり学童」を検討した理由
父母共にフルタイム勤務です。父親は遠方に単身赴任しており、月2回週末帰宅するという生活を何年も続けています。
平日の家事・育児は母親のワンオペです。母親の職場の理解があり、日帰り出張は子供の登校・帰宅時間に合わせていただき、
在宅勤務等の制度を活用して切り抜けています。
緊急時のみ、横浜市内に住む母親の実家の助けを借ります。(とはいえドアtoドアで1.5時間程度かかるため頻繁に頼むことはありません)
入学前、キッズにお子さんが通う先輩ママに伺った話を総括すると、「スタッフの干渉は少なく(一緒に遊ぶのではなく、見守り。来ていなくても親に連絡が無い事が多い。友達との諍いは『喧嘩両成敗』。)好きな事を好きな友達と好きな時間だけ遊べ、自由度が高い。縛られずに遊びたい子には向いている。」ということでした。
放課後過ごす場は、母親の帰宅まで子供が安心して、安全に過ごせるところであることが条件でした。当時の子供の性格は「キッズ向き」とは言い難く、学童一択になりました。
どんぐりに決めた理由
第二小の隣の「とんぼ」に入所するつもりで、入学後の生活設計をしていました。…が、当時の「とんぼ」は入所希望者が多く、入所可否はくじ引きで決めるとのことでした。見事「ハズレ」くじを引き、途方に暮れていたところ、どんぐりの入所説明会に足を運んだのが入所を決めるきっかけでした。
説明してくださった支援員と役員保護者の方々のアットホームで開放的な雰囲気と目の前の広い八幡公園、子供たちは伸び伸びと遊んでおり、のんびり・マイペースな我が子の放課後の居場所として魅力的に映りました。
自宅から約2kmの遠さに悩みましたが、コース帰りで近所まで送迎してくれるサービスを頼りに、入所を決めました。
どんぐりに入ってみてかんじたこと(子どもの変化、親とどんぐりの関係)
入学・入所当初は『第二小の学童通いの子のほとんどは「とんぼ」なのに、何故自分は「どんぐり」なのか』が納得できなかった様子です。ですが第二小から一緒にどんぐりに入ってくれた仲の良い友達の存在や、港北小の友達もできました。
広い公園で多人数で遊ぶ楽しさを覚え、1学期が終わる頃には、どんぐり通いが当たり前になりました。
1年生の夏、よく歩き、よく遊び、体力がついたなぁと感じたのを覚えています。
5年生以降は下校時間が遅くなり、平日の習い事もできたので、どんぐり通いは減りました。
6年生現在は、どんぐりで遊びたくて土曜日に登所し、長期休暇は朝から習い事までの時間にお世話になっています。
親としては、学校や学年を超えた交流のおかげで、学校や近隣情報の交換などができて助かっています。
行事は大変な側面もありますが、会社以外のコミュニティで一致団結して取り組む機会を貰っていると感じており、楽しんで参加しています。保護者会の後の不定期懇親会、スピンアウトした交流会なども楽しみにしています。
どんぐりを検討されている方へ一言
入学と共に、新しい環境や生活リズムが変わることに対し、不安や心配な事が沢山あると思います。
学童ごとにカラーが異なりますので、入所説明会や公開行事などを利用して、各学童を訪問し、ご家庭の雰囲気と合うかどうか、ご検討ください。
どんぐりは、入所後の生活が慣れるまで寄り添ってくれます。新生活を気持ちよくスタートできると思います。また異なる学校・学年を超えた集団の中で過ごすことで多くを学び、逞しく成長できると思います。
6年間お世話になってみて、通う距離よりも、子供が長時間・長期間、放課後を過ごすところの居心地の良さが大事だと思いました。
第二小に進学される方も、「わざわざ遠い学童に行くなんて…」と思うことはあるかもしれませんが、ご一考いただければ幸いです。